
GATES FUNDING 30号って、年利10%で運用4ヶ月なんだよね!かなり良さそうだけど、実際どうなの?
もずび条件だけ見ると魅力的だよね!でも大事なのは「10%を何で生み出すのか」「4ヶ月で本当に売れるのか」。今回は不動産投資家目線で30号をしっかり深掘りするよ!
想定年利10%・運用4ヶ月と、かなり目を引く条件で登場した「GATES FUNDING 30号」。対象は、小田急相模原駅から徒歩12分の一棟マンション「レフィーニ小田急相模原」です。
条件だけを見ると魅力的ですが、不動産投資家目線で大事なのは「10%を何で生み出すのか」「4ヶ月で本当に売れるのか」「劣後出資10%でどこまで守られるのか」の3点。
今回は30号の仕組みと物件、出口戦略まで掘り下げて見ていきます。
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GATES FUNDING 30号の基本情報

| ファンド名 | GATES FUNDING 30号 |
|---|---|
| 対象物件 | レフィーニ小田急相模原 |
| 予定分配率 | 年10.0% |
| 運用期間 | 4ヶ月(2026年10月15日~2027年2月12日) |
| 募集期間 | 2026年9月25日19:00~10月4日23:59 |
| 募集方式 | 抽選 |
| 優先募集額 | 83,790,000円 |
| 総出資額 | 93,100,000円 |
| 優先・劣後割合 | 優先90%・劣後10% |
| 最低投資額 | 1万円 |
| 分配時期 | 償還時(予定) |
29号で落選した人は30号の抽選で優先的に当選対象となります。ただし、優先対象者の応募が多ければ落選する可能性もあります。
対象物件「レフィーニ小田急相模原」をチェック

- 所在地:神奈川県相模原市南区
- 最寄り駅:小田急小田原線「小田急相模原」駅 徒歩12分(公式ファンドページ記載)
- 築年:1984年
- 構造:RC造・地上3階建
- 戸数:全17戸
- 稼働率:約90%
RC造で現在約90%稼働している点はプラス材料です。一方、1984年築なので、2026年時点で築約42年。RC造の法定耐用年数47年に近く、「RCだから安心」と構造だけで判断するのは早いです。
一棟物件では、屋上防水・外壁・給排水設備などの状態や修繕履歴が収益性に直結します。今回の運用は4ヶ月と短いものの、買い手側は長期保有を前提に融資審査を受けるため、建物状態は出口価格にも影響します。
年利10%でも、4ヶ月の利益は約3.33%
年利10%は、4ヶ月で10%増えるという意味ではありません。単純計算した税引前の予定分配は次のとおりです。
| 投資額 | 4ヶ月の税引前分配(概算) |
|---|---|
| 1万円 | 約333円 |
| 10万円 | 約3,333円 |
| 30万円 | 約10,000円 |
| 100万円 | 約33,333円 |
優先出資83,790,000円全体に必要な分配金は、単純計算で約279万円です。実際の計算は契約条件や運用日数によって変わります。
配当原資は賃料収入+売却益。ただし出口への依存度は高い
公式説明では、分配原資は運用中の賃料収入と物件の売却益です。「売却益だけに依存しない」のは確かですが、投資家目線では賃料だけで10%の分配を賄えるかを分けて考える必要があります。
公開されている賃貸募集情報では、16㎡のワンルームで賃料2.5万円、管理費5,000円という事例が確認できます。仮に17戸が同水準で約90%稼働すると、4ヶ月の総収入はざっくり180万円台。ここから管理費、修繕費、税金などの経費も差し引かれます。
もちろん部屋ごとに賃料や間取りは異なるため概算ですが、優先出資者への予定分配約279万円を考えると、年10%の達成には売却益の確保が重要と見るのが自然です。30号はインカム型というより、賃料収入を持ちながら売却を狙うキャピタル型寄りのファンドです。
4ヶ月で売却するための「3段階の出口」

GATES FUNDINGは、30号の出口を次の3段階で説明しています。
- 既存顧客への直接販売
- 同業者への業者卸売
- GATESグループによる自社買取
公式によると、同社の平均売却期間はローン審査を含め約1.5ヶ月。4ヶ月あれば、1人目の融資審査が通らなくても2人目の審査・成約を見込める設計としています。
販売会社が既存の投資家顧客と融資ルートを持つ点は、このファンドの強みです。ただし、平均1.5ヶ月は過去の平均であり、30号の売却を保証する数字ではありません。また、最後の自社買取は出口の選択肢になりますが、事業者自身の信用力・資金力に依存する出口でもあります。
気になったのは「総出資額9,310万円」と過去の売出情報
同一名称・同一規模の物件について、収益物件サイトには過去に価格8,000万円・表面利回り7.99%として掲載された履歴があります。掲載情報では、土地232.56㎡、建物296.32㎡、RC造3階建、全17戸、1984年3月築です。
一方、30号の総出資額は9,310万円。単純比較では1,310万円の差があります。
ただし、過去の掲載価格が実際の取得価格とは限らず、総出資額には取得諸費用やファンド組成費用等が含まれる可能性もあります。したがって、この差だけで割高とは断定できません。それでも投資判断では、契約成立前交付書面で対象不動産の取得価格、鑑定・調査価格、諸費用、売却想定価格を確認したいポイントです。
劣後出資10%はどこまで守ってくれる?
30号は、投資家が約90%、GATES側が約10%を出資する優先劣後構造です。物件売却などで損失が出た場合、まず劣後出資9,310,000円が損失を負担します。
- 損失が総出資額の10%以内:計算上、優先出資元本への影響を吸収
- 損失が10%超:優先出資者の元本も毀損する可能性
劣後10%はクッションになりますが、元本保証ではありません。また、売却に時間がかかるリスク、事業者の信用リスク、災害や設備故障などによる支出までなくなるわけではありません。
不動産投資家目線で見たメリット
- 年10%・4ヶ月で資金拘束が比較的短い
- 現況約90%稼働で、運用中の賃料収入が見込める
- RC一棟物件で、土地も含めた売却が可能
- 直接販売・業者卸・自社買取の3段階の出口がある
- 1万円から応募でき、抽選期間中の先着争いがない
- 劣後出資10%が損失のクッションになる
注意したいリスク
- 年10%の達成には売却益が重要
- 築約42年で、修繕履歴や建物状態の確認が必要
- 駅徒歩12分で、駅近物件と比べると流動性で不利になる可能性
- 4ヶ月以内の売却・償還は保証されない
- 自社買取という最終出口はGATES側の資金力に依存
- 劣後10%を超える損失では元本割れの可能性
- 中途解約や途中換金は原則難しく、預金保険の対象外
30号はどんな人に向いている?
30号は、短期間で高めのリターンを狙いたい人や、区分マンション中心のファンドとは違う「一棟RC物件」に分散したい人には検討しやすい案件です。
一方で、利回り10%だけを見て大きな金額を入れるより、売却前提のファンドであること、築古一棟物件であること、事業者信用も出口の一部になっていることを理解したうえで、余裕資金の範囲で判断したいところです。
まとめ:魅力は高利回りより「出口を3段階で用意した短期売却型」
GATES FUNDING 30号は、年10%・4ヶ月・劣後出資10%という条件に加え、約90%稼働の一棟マンションを対象としたファンドです。
投資家目線での評価ポイントは、賃料収入そのものより、GATESが持つ顧客基盤と「直接販売→業者卸→自社買取」という出口戦略。逆に最大のチェックポイントも、4ヶ月以内に想定価格で出口を実行できるかです。
応募前には契約成立前交付書面を開き、取得価格・評価額・費用・修繕履歴・売却条件まで確認してから判断してください。
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※予定分配率や元本は保証されていません。掲載内容は2026年9月24日時点の公開情報をもとに作成しています。投資判断は公式ページおよび契約成立前交付書面をご確認のうえ、ご自身の責任でお願いいたします。


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